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婚姻届にある「本籍」「新しい本籍」とは?書き方や決めのポイント

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最終更新日:2022/12/20

婚姻届を記載するにあたって、注意しなければいけないのが「本籍」の項目です。
婚姻届には「現在の本籍」と「新しい本籍」を描かなければならず、不明であればあらかじめ確認しなければいけません。
本籍は住所とは異なる項目ですから、正しく認識し間違えのないように記載してください。

そもそも「本籍」とはどんなもの?

婚姻届にも記載が必要な「本籍」とは、個人の戸籍がどこにあるかを示す項目です。
このときの「本籍」の場所は、「住所」とは違う場合があります。

もちろん、現在住んでいる住所と同じの場合もありますが、例えば実家の住所の人、実家とは別の昔ゆかりがあった土地の住所の人もいるでしょう。
普段から馴染みのあるものでないとは思いますが、婚姻届を提出するときには夫婦それぞれの現在の本籍を調べ、記入する必要があります。

また、ふたりで現在の本籍とは別(同じでも可)に新しい本籍を決めて、別途記入することになります。
「本籍=馴染みのある住所」と思い込んでいると、まったく違うものだった……という可能性もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、婚姻届の提出にあたって、本籍地以外の場所へ提出するときには戸籍謄本の提出を求められるため、あわせて用意しておくとよいでしょう。

現在の本籍を調べる方法

現在の本籍を調べるためにも、戸籍謄本を活用します。
戸籍謄本には本籍が記載されていることから、戸籍謄本を取得することによって本籍を確認できます。
取得した戸籍謄本は、婚姻届の提出にあたっても使えますので、どのみち取得することになる人も多いでしょう。

現在の本籍は、「夫になる人」と「妻になる人」の項目に、それぞれに記載します。
戸籍謄本に書いてある通りに記載する必要があり、番地や号など住所を書くときにはつい省略しがちな部分も略さずに記載してください。
例えば「1-3-5」というような表記ではなく、「一丁目三番五号」のように表記してください。

本籍と新しい本籍はどのように違う?

婚姻届には、本籍にまつわる記載箇所が3つあります。
まずは、「夫になる人」「妻になる人」それぞれにの現在の本籍を書く箇所です。

そのほかに「婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍」という項目に、新しい本籍を決めて記載しなければいけません。
婚姻届を出すときには、夫婦で新しい戸籍を作ることになるため、それに従って新しい本籍を決める必要があるのです。

そう聞くと「本籍ってなに?」「どこを本籍にすればいいの?」と悩んでしまうかもしれません。
しかし、本籍にまつわる決まりは特にありませんので、土地台帳に記載のある土地であればどこでも自由に決めることができます。
新居の住所や実家の住所のほか、ふたりがはじめてデートをした場所などの思い出のスポット、テーマパークやランドマークでも構いません。

本籍地を決める際の注意点

本籍地は基本的にどこを選んでも構わないものの、一度決めた本籍は簡単に変えることができません。
遠方を本籍とした場合には、各種手続きで戸籍謄本を取り寄せることになったとき、その都度遠方から取り寄せる必要があります。
そのときに「やっぱり面倒だから、別の場所を本籍にしよう」とするのは難しいのです。
「絶対に変えられない」というわけではありませんが、そのためには手続きが必要になりとても大変です。

本籍を変更した人が亡くなってしまったときには、遺族が本籍をどこにしていて、どこで除籍したのかなどすべての情報がわかるように戸籍謄本を用意しなければいけません。
遺族の負担を減らすためにも、むやみな本籍地の変更は避けたほうが良いでしょう。

婚姻届の「新しい本籍」の書き方

新しい本籍欄は「婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍」の項目に、新しい姓名とともに記載しまず。
書き方のポイントは、本籍地はあくまで「土地の住所」であるということです。
一般的な住所は「◯◯県◯◯市◯◯町1-2-3◯◯マンション101号室」というように記載しますよね。
しかし本籍地では必要になるのは土地の住所までですから、建物名や部屋番号は含まれません。
必ず、土地台帳に記載されている土地の住所を正しく記載しましょう。

また、ランドマークを本籍地とするときには、調べて出てくる住所が必ずしも正しい土地台帳に記載できる住所とは限りません。
役所の窓口で確認してもらうことをおすすめします。

まとめ

婚姻届には、夫婦それぞれの現在の本籍地と、新しい本籍地の両方を記載する必要があります。
現在の本籍地とは必ずしも現在住んでいる住所や実家の住所ではありませんので、事前によく確認しておくことをおすすめします。
また、婚姻届では新しい本籍地も決めることになりますので、夫婦のあいだで話し合っておくと安心ですね。

コラム監修者

フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。

Instagram

@freedam_wedding を見る

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