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婚姻届は手作りOK!オリジナル婚姻届の自作を方法と注意点

最終更新日:2022/09/26

二人が正式に夫婦として認められるために、必要不可欠な作業のひとつとして「婚姻届の提出」が挙げられます。

重要な書類である婚姻届は、実は自作できることをご存じですか?

結婚の瞬間をより思い出に残るものにするために、知っておきたいオリジナル婚姻届について解説していきます。

自作の婚姻届とは?

婚姻届というと一般的には「管轄の役所に取りに行くもの」、「役所のサイトなどからダウンロードするもの」とイメージするのではないでしょうか。

さらにそのほかにも、結婚を応援する雑誌に付録としてついていたり、デザイン性の高いものやブランド、キャラクターとのコラボのものを購入したりも可能です。

近年、おしゃれでかわいらしいデザインの婚姻届も多数展開されており、ときには「こんなに自由なでも大丈夫なの?」と思ってしまうかもしれませんね。

実は婚姻届は、役所のような公的な機関で受け取るデザインだけでなく、戸籍法施行規則第59条に定められた様式に従っているものであればどんなデザインでも構わないのです。

つまり、そうしたルールを守ってさえいれば、自分でデザインしても構いません。

「婚姻届に自分たちの好きなモチーフを取り入れたい」、「ほかの人と違った、唯一無二のデザインを入れ込みたい」

こうした要望があるのなら、婚姻届を自作してみるのもよいでしょう。

もちろん、婚姻届は行政に提出する公的な書類ですから、必ず守らなければならない条件も存在します。

そうした点に注意を払いながら、婚姻届のデザインを考えてみましょう。

婚姻届を自作する際に注意しなければならないポイント

まず、注意しなければならないポイントとして用紙のサイズが挙げられます。

婚姻届は、必ず「A3の長方形の用紙」でなければいけないと定められています。

用意した用紙に対して、形を変えるような装飾をしたり、切り込みを入れたりすることはできません。

また、婚姻届の内容についても「規定の項目がすべて揃っている」ということが大事な条件となります。

万が一、婚姻届に記載すべき内容が網羅されておらず、足りていない項目があったときには、婚姻届が受理されなくなってしまいます。

「婚姻届」の文字を必ずいれることやフォントの種類についても、法律であらかじめ決められています。

さらに、なにをどの順番で書くかといった項目の順番についても正式に定められていて、勝手に変えてしまった場合にも受理されなくなってしまうため十分注意しましょう。

婚姻届のデザインをするときの注意ポイント

例えば婚姻届では、枠内にはデザインを施すことができません。

氏名や住所を書き込む枠内にさまざまなデザインが用いられていると、書き込んだ内容が正しく読めなくなってしまう可能性があります。

背景色などを決めるときにも、書き込んだ文字をきちんと正しく読めるかどうかをよく検討しましょう。

ちなみに、枠内のデザインは難しくとも、枠線そのものに装飾をすること自体はNGではありません。

例えば二重線や額縁のように、枠を彩るデザインや枠の色を変更したデザインなどは、規定の様式内ならば問題ないので「デザインを取り入れたい」という人は工夫してみましょう。

ただし前述のように、フォントについては種類も大きさも変えることができません。

たとえ「氏名」や「住所」といった項目の内容が変わらなくとも、勝手に変更してしまうとそれだけで受理されなくなってしまいます。

同様に、項目名を手書きで記載している婚姻届もNGです。

内容に問題がなくてもつき返されてしまう原因となりますので、注意してください。

婚姻届に使用する紙にも注意

婚姻届に使う紙についても、さまざまな決まりがあります。

例えば紙に凹凸加工などを施すこと自体は問題ではありませんが、あまりに派手すぎる加工は「記載の内容が読み取れない」といった理由で受理されなくなってしまう可能性もあります。

書き込まれた内容に影響を与えてしまうほどの加工は、取り入れないように注意してください。

特に、加工によって用紙の形が変わってしまう可能性がある場合には、避けた方が無難です。

さらに例えば水彩絵の具などを使うことによって、水で婚姻届がたわみ、変形してしまうかもしれません。

「紙と画材の組み合わせ」についても、よく確認しておくことをおすすめします。

紙そのものについては、一般的にはいわゆるコピー用紙のような紙が利用されることが多い傾向にありますが、そうでなければならないというわけでもありません。

色なども含めて、自由に考えてみましょう。

ただしその際には、記入した内容が読みやすいこと、また経年劣化しにくいことが条件となります。

婚姻届は、提出し受理されたあとも27年のあいだ保存されます。

経年劣化によって紙の状態が変わってしまい、記載した内容が読み取れなくなってしまう可能性があるものは避けましょう。

まとめ

婚姻届は、役所で受け取れるものを活用するだけでなく自由にデザインできます。

オリジナリティ溢れる婚姻届での届け出は、二人だけの大切な思い出となりそうですね。

しかし婚姻届のデザインはなんでもよいというわけではありませんので、項目の順番やフォント、紙の形状を含めて戸籍法を遵守することをしっかり意識しましょう。

コラム監修者

フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。

Instagram

@freedam_wedding を見る

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