最終更新日:2021/10/04
“””結婚式へ向けて、新郎新婦が準備すべきもののひとつとして、忘れてはいけないのが「プチギフト」です。
しかし、実際に用意しようとすると「どんなものを用意すればいい?」「予算はいくらくらい?」「そもそもプチギフトってなに?」など、気になることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、相場や人気の商品といったプチギフトにまつわる基本の情報をまとめましたので、プチギフトにお悩みのときには参考にしてくださいね。
結婚式のプチギフトは新郎新婦からの感謝の気持ち
プチギフトとは、結婚式で新郎新婦がゲストのために用意するちょっとしたプレゼントのことです。
引き出物とは違い、あくまでもさりげないお土産程度のものをお渡しするのがプチギフトの特徴です。
また、プチギフトは引き出物のように「ご家庭にひとつ」というような渡し方はしません。
すべてのゲストに一人ひとつずつ行き渡るように用意するのも、プチギフトならではと言えるでしょう。
プチギフトは披露宴が終わったあとのお見送りや、テーブルラウンドのときに、来てくれたゲスト一人ひとりに手渡しします。
お渡しする時間は「遠いところから来てくれてありがとう!」「久しぶりに会えてうれしい!」といった話をするきっかけにもなるでしょう。
必ず用意しなければならないというわけではありませんが、近年では多くのカップルが結婚式にプチギフトを用意しているようです。
来てくれたゲストの顔を見ながら、きちんとお礼を伝える時間を予定に盛り込むためにも、ぜひプチギフトの導入を検討しましょう。
プチギフトの相場価格は?
プチギフトは、その名の通りあくまで「小さな」ギフトですから、一人あたりの単価も比較的安めです。
だいたい、 1つあたり200~300円が相場と言えるでしょう。
もちろんこの金額はあくまで目安ですから、必ずこの通りでなければならないわけではありません。
招待するゲストの数と予算の都合にあわせて、納得できる金額のプチギフトを用意するとよいでしょう。
ゲスト数が多ければ、大きなロット数で注文することによってその分単価を安く抑えられますよ。
プチギフトにはどんなものを用意するべき?
プチギフトとして選ばれる品物は、お菓子などの食べ物や飲み物が人気です。
ギフトとして気兼ねなく贈れるという魅力がありますのでぜひ活用すべきでしょう。
特にお菓子は、見ているだけで心躍るようなデザイン性の高い品物も多く、受け取った人も「かわいい!」とほっこりうれしくなるでしょう。
クッキーをはじめとした焼き菓子、キャラメル、チョコレート、飴、こんぺいとうなど種類も豊富なので二人で「どれにしようか?」と選ぶ楽しみも魅力ですね。
さらにウェディング用のサービスとして、二人の名前や、イニシャル、日付、写真、似顔絵といったポイントプリントできる場合もあります。
食べる楽しみはもちろんのこと、オリジナリティ満載のラッピングを思い出として残すこともできるのがポイントです。
より自分たちらしいウェディングを実現したいカップルは、どんなお菓子を選ぶがはもちろん、パッケージにどんな工夫ができるかも考えてみるとよいでしょう。
また近年では、オリジナリティを演出するためにも定番をあえて外して日用品や生活雑貨を用意するケースもあります。
こちらも、長く残るものよりは一度使ったら終わる消えものを選ぶとよいでしょう。
プチギフトを選ぶポイント
プチギフトをどんなものにしようか具体的に選んでいく上では、ゲストとして来てくれる人たちのことを広く考え、配慮する必要があります。
例えば、おもちのように飲み込みにくい食べ物は、ご高齢のゲストやお子さんのゲストにとって安全に食べられるものとは言いにくいでしょう。
そのほかにも、あまりメジャーでないお菓子や変わり種のフレーバーは、受け取った人が困惑してしまうかもしれません。
すべてのゲストにお渡しするものだからこそ、好き嫌いが分かれにくく、誰がもらってもうれしいと思えるような定番の味を選びましょう。
また、親族など近しい人の中にアレルギーがあることを知っている人がいれば、その人に配慮したものを選ぶように意識してください。
もちろん食べ物以外を送るときも、「好みが分かれにくいものかどうか」は、ぜひ意識したいポイントです。
例えば香りものなども好みが分かれやすく、同じ香りであっても好きな人もいれば嫌いな人もおり、はっきり分かれてしまうでしょう。
受け取った人が困ってしまうことのないギフトを考えてみましょう。
まとめ
結婚式のプチギフトは、新郎新婦からゲストへ送られる小さな贈り物です。
一人ひとりに手渡ししながら、ゲストとあいさつをするきっかけにもなるでしょう。
予算は200~300円ほどを目安に、定番のお菓子ほか喜ばれそうな内容を考えてみてくださいね。
コラム監修者
フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。