最終更新日:2021/01/26
大切な人へ、心を込めて伝えるプロポーズだからこそ「せっかくなら思い出に残るロマンチックなシチュエーションにしたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
プロポーズで贈るものの定番とも言えるのが指輪と「バラの花」ですが、渡す本数によって意味が違うのをご存知ですか?
今回は、プロポーズで贈るバラの花の意味合いについてご紹介していきます。
プロポーズで贈るバラは、花束の本数が重要?
プロポーズの際にバラを贈るという演出は、映画やドラマでもたびたび見られ、憧れを抱いている女性も少なくありません。
「その後の人生が変わる大切な瞬間だから、いつまでも思い出に残るロマンチックな時間であってほしい」という願いを叶えるために、バラの花を用意してみてはいかがでしょうか。
ところで、実際にバラの花を用意するにあたっては「何本用意すればいいの?」と悩んでしまうのではないでしょうか。
お財布と相談して本数を決めるというのもいいのですが、実はバラを贈るときには本数によって意味が変わります。
例えば1本のバラなら「一目惚れ」、3本のバラなら「愛しています」など、同じバラでもそれぞれに別個の意味があるのです。
もちろん相手が意味を知らない場合もありますが、せっかくなら意味を込めて贈りたいですよね。
まずは本数によって変わる意味を確認して、今のあなたの気持ちに寄り添ってくれる本数を見つけてみましょう。
100本のバラは「100%の愛」
まずは、ボリュームやインパクトもたっぷりの「100本のバラ」です。
バラを100本贈る意味は「100%の愛」と言われています。
心から愛していることの証明として贈るのに、ぴったりな本数ですよね。
100本というキリのいい数字のため、思い切って印象的な花束を作りたいときにも選びやすい本数です。
101本のバラは「これ以上ないほどに愛しています」
「100%の愛」を示す100本のバラに、もう一輪プラスして101本にすることで、また違った意味に変わります。
101本のバラが持つ意味は「これ以上ないほど愛しています」。
100%を表現する100本のバラに、さらに1本添えてこの上ない深い愛情を示すのがなんともロマンティックですよね。
「定番だけど、100本のバラだけじゃ物足りない!」、「もっとユニークな意味を添えて贈りたい!」というときには、101本を選んでみるのもいいかもしれません。
108本のバラは「結婚してください」
108本のバラが持つ意味は「結婚してください」。
これは、108という数字が「永遠に」という意味になっているという説があります。
まさに、プロポーズのための本数と言えるでしょう。
相手が意味を知っていれば、受け取っただけであなたの伝えたいことを察してくれるくらい、意味のある贈り物になるはずです。
記念日や誕生日のお祝いとして花を贈るときには選べない本数だからこそ、プロポーズのときには108本用意してみてはいかがでしょうか。
365本のバラは「あなたが毎日恋しい」
365という数字から、一年間の日数を想像する人も多いのではないでしょうか。
実際に、365本のバラを贈るときの意味は「あなたが毎日恋しい」となります。
「一年365日のあいだ、ずっとあなたのことを考えています」と伝えられる、なんともロマンチックなプロポーズになりそうですね。
ただし、365本のバラとなると相当なボリュームになってしまいます。
お花屋さんに注文するときには、なるべく早めに予約し、当日は場所や時間を指定して配達してもらうとよいでしょう。
サプライズで贈る場合には特に、うまく隠すことがなかなか大変でしょうから、準備に十分な時間を費やす必要がありそうです。
12本のバラは「私の妻になってください」
12本のバラは「ダーズン(ダズン)ローズ」とも呼ばれ、日本のみならず海外でも意味のある本数とされています。
ヨーロッパでは、古くから男性がプロポーズの際に12本のバラを贈るという風習があったと言われています。
そして12本のバラには、一本ずつ次のような意味が込められています。
◇愛情
◇情熱
◇感謝
◇希望
◇幸福
◇永遠
◇尊敬
◇努力
◇栄光
◇誠実
◇信頼
◇真実
これらを添えてあなたを幸せにしますという決意として、プロポーズに12本のバラを贈ることが定番なのです。
経済面や保管場所の問題で100本以上のバラを用意するのが難しいという場合にも、12本のバラなら用意しやすいのがうれしいですよね。
まとめ
せっかくバラの花を用意してプロポーズするのなら、大切な思いを伝えるために本数にこだわってみてはいかがでしょうか。
100本贈る場合や101本贈る場合など、本数によって意味合いが変わるためどんな気持ちを伝えたいか考えながら、最適な本数を渡してみましょう。
プロポーズをより一層ロマンチックなものにしてくれるはずですよ!
コラム監修者


フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。