最終更新日:2023/01/13
結婚式の準備をする上で、早い段階で決めておきたいのが「結婚式の日付」ですよね。
しかし人気の結婚式場では、土日や祝日、大安はかなり早い段階から埋まっていくため思うようなスケジュールを立てられないかもしれません。
今回は「平日に結婚式するのってあり?」ということから、平日結婚式のメリット、デメリットなどを解説していきましょう。
平日の結婚式ってあり?
一般的には土日祝日に行われる結婚式ですが、場合によっては平日に行われることもあります。
結婚式を土日祝日に挙げることが多いのは、単純に多くのゲストの都合がつきやすいからであり、問題なければ平日に結婚式を行ってもまったく構いません。
むしろ平日休みの仕事をしている人、記念日に結婚式をしたい人などは「平日に結婚式を挙げたい!」と思うのではないでしょうか。
さらに平日結婚式は、さまざまなメリットがあるため「土日に行う予定だったけど、平日でもいいかも?」と気持ちが変わることもあるかもしれません。
ただし、その際には注意しておきたいこともあります。
二人の意見はもちろん、家族の考え方や地域の風習も参考にしながらよく準備しておきましょう。
平日結婚式を行うメリット
平日結婚式のメリットには、例えば「式場を抑えやすい」という点が挙げられます。
人気の結婚式場や、連休や大安に重なる日付、ジューンブライドに最適な6月などは、早くから式場の予約が埋まってしまいます。
しかしそんなときも、平日であれば予約をとれる可能性がぐっと高くなるでしょう。
「大安に結婚式を挙げたい」という希望が強い場合にも、平日を候補に入れることで選択肢が広がるはずです。
さらに、結婚式場によっては予約の入りにくい平日を対象としたお得なプランを展開している場合があります。
プランを利用すれば、土日に比べ割安の価格で式を挙げることができ、費用を抑えられるでしょう。
また、人気の結婚式場の場合は1日に何組ものカップルが入れ替わり挙式を行うのが普通です。
しかし、平日ならば挙式の予約が少なく、会場を貸切したかのようにゆったりと使えるでしょう。
スタート時間の融通も利きやすいことから、ゲストを考慮して時間を設定できるのも魅力です。
さらにゲストの職業によっては、土日祝日の休みが難しいことからかえって平日結婚式の方が喜ばれる場合もあります。
飲食業や接客業、美容師などのゲストが多い場合は、平日結婚式の需要もますます高まるでしょう。
平日結婚式の注意点
平日休みの業種にとって魅力的な平日結婚式ですが、すべてのゲストが平日休みというわけではないはずです。
土日休みのゲストを招くことになれば、「仕事の休みが取れないので出席できない」というゲストも出てくるでしょう。
遠方の方は、結婚式当日はもちろんのこと移動のために前後の日も休みをとらなければならない可能性もあります。
そうすると、本来仕事のある平日に連続して休みをもらうことになり、休みづらいので出席できないということにもなりかねません。
場合によってはただ欠席が増えてしまうだけでなく「結婚式に行きたかったのに平日だから行けなかった」「非常識だ」と思われてしまうこともあるでしょう。
年配の方は特に、土日に行われる一般的な結婚式のスタイルをイメージしていることが多く、めずらしい平日結婚式は非常識と考えられる可能性が高くなります。
「仕事の都合で……」というように平日に式を行う理由が明確な場合は、招待する前に説明しておくとよいでしょう。
平日結婚式を成功させるには?
すべてのゲストが平日に時間を作れるわけではないからこそ、日程が決定したらすみやかにゲストへ連絡しましょう。
詳しい日時が未定の段階でも、平日に行うことは揺るがないのであれば親しい人には「◯月あたりの平日に式を挙げる予定なんだ」と告知しておいてもよいでしょう。
土日休みのゲストの場合、わざわざ平日に休みをとってもらうことになりますから「申し訳ない」という姿勢で声をかけることをおすすめします。
もちろん、ゲストの中には「平日なら行けない」という人もいるでしょう。
そんなときはたとえ仲の良い友達であっても「ぜひ来てほしい」など無理なお願いはせず、相手の都合へ配慮しましょう。
余興や挨拶をお願いしたい場合もあると思いますが、まずは相手の都合を伺った上でお願いしてください。
また、仕事のある方へ配慮し時間にもできる限り配慮したいものです。
例えばナイトウェディングなら、平日に仕事のある人も比較的都合を合わせやすくなるはずです。
まとめ
結婚式というと土日や祝日に行うものというイメージが強いと思いますが、視点を変えてみると「案外、平日結婚式もいいかも!」と思うかもしれません。
費用を抑えながら、会場を貸し切りのようにゆったり使える平日結婚式をこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
理想の結婚式を実現するお手伝いは、ぜひ私たちにお任せください!
コラム監修者


フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。