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婚姻届の「証人」とは?証人の条件や選ぶ基準、書き方、使用できる印鑑まとめ

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最終更新日:2020/11/25

「いよいよ結婚するんだ」という自覚が生まれる瞬間のひとつに、婚姻届を提出する瞬間が挙げられますよね。

大事なシーンだからこそ、婚姻届は細部まで問題なく仕上げてから役所へ向かいたいものです。

今回は特に、提出の際に必要となる「証人」の着目して、証人の選び方や使える印鑑のマナーをご紹介していきましょう。

婚姻届における「証人」とは?

婚姻届を提出する際には、自分たちのサインだけでなく証人からのサインを二名分用意しなければいけません。

証人とは、届け出が正確であることを証明するために「この二人が結婚することを認めます」という立場に立つ人のことです。

証人となれるのは20歳以上の男女で、国籍は問われません。

条件に当てはまっていれば親、兄弟などの家族や親族、友人、知人などでも構いません。

どうしても身近に証人を頼める人がいないのであれば、証人欄を記載してくれる代行サービスを使用するのも良いでしょう。

代行サービスでは一人あたり8,000円ほどの料金を支払うことで、証人欄への記入と押印をしてもらえます。

二人分の証人欄をお願いする場合1万6000円~という料金がかかってしまいますが、どうしても証人をお願いすることが難しければサービス利用を検討しましょう。

ほかの項目を二人で埋め、証人による署名と捺印ができれば、これで無事婚姻届を提出できる状態になったというわけです。

先輩カップルは証人選びをどうしてる?

気になるのは「ほかのカップルは、どのような人に証人をお願いして婚姻届を提出したの?」ということではないでしょうか。

さまざまなカップルのケースを参照したところ、証人にはそれぞれの親を選ぶケースが特に多いようです。

親であれば身近な存在で気軽に頼みやすく、両家の顔合わせの際にお願いできるのも魅力ですよね。

どちらかの両親が遠方にいる場合、二人ぶんの証人をお願いするために新郎もしくは新婦の父と母、一人ずつに証人になってもらうということもできます。

そのほかにも、気の知れた友人や職場の上司にお願いするケースも少なくありません。

友人なら気軽に頼むことができ、空いた時間に会ったときにお願いできますよね。

もし、二人がお付き合いするきっかけになった友人がいるのなら、頼んでみるのもいいかもしれません。

職場の上司は毎日顔を合わせる相手であることからタイミングを見計らいやすく、結婚報告の際にあわせて頼めるという魅力があります。

証人のお願いをするときに気をつけること

証人となってもらう人には、署名のほかに「生年月日」「住所」「本籍」を書いてもらう必要があります。

特に「本籍」は、すぐにはわからない可能性が高いため、証人になってもらいたい相手にはあらかじめ連絡して「証人欄の記入をお願いしたいから、本籍の住所を確認しておいてもらいたい」と伝えておくといいでしょう。

また、外国籍の人であれば本籍欄には「アメリカ」、「イタリア」といった国名を記載します。

名前に関してはカタカナでフルネームを明記する必要があり、ファミリーネーム・ファーストネーム・ミドルネームを必ず省略せずに書いた上で、欧文でもフルネームの署名をしてください。

また、印鑑も押印してもらわなければいけませんので、証人欄に使える印鑑を用意してもらいましょう。

ただしこちらも、外国籍の人であれば印鑑は必要ありません。

証人欄に使える印鑑の特徴

証人欄で使う印鑑は、認印や実印など種類は問われません。

ただし、一般的に「シャチハタ」と呼ばれているゴム印は、大量生産品であり簡単に替えの印鑑を入手できてしまうことから、婚姻届をはじめとした公的な書類では避けたほうがよいでしょう。

また、夫婦にひとりずつ証人として署名をもらうときは、双方に違う印鑑で押印してもらいます。

同じ印鑑を二回使用することはできないケースが多いため、証人欄の記載をお願いする際忘れずに伝えてください。

もし、押し間違えたりにじんでしまったりした場合には、上から二重線を引いて近くに新しく押し直してください。

他の項目における書き損じと同じように、修正液や修正テープを使って訂正することがないようにしましょう。

証人になってもらった人へのお礼について

証人になってもらった人へは、お礼が必要なのかどうかも気になるところですよね。

しかし、実際のところ先輩カップルの多くは証人をお願いした人に特別にお礼はしていないケースが多いようです。

親や兄弟など身近な間柄の人であれば顔合わせや結納のような結婚に必要な儀式の一環として行うことから、わざわざお礼をする必要がないと考えるのでしょう。

一方で、友人や職場の上司などに証人をお願いした場合には、婚姻届を出したあとで「入籍しました」という報告も兼ねてお礼を伝えるケースが多いです。

新居に招いて食事会をしたり、相手のところへ手土産を持参してご挨拶にうかがったりすることで、証人になってもらった感謝を伝えましょう。

まとめ

「二人が結婚することを認め、見届けます」という立場となる証人欄は、婚姻届を書くにあたって唯一必要な「他人の書面と押印」です。

証人をお願いする相手は二十歳以上なら特に細かな決まりはありませんが、せっかくなら二人のキューピットになってくれた友人や普段からお世話になっている上司などにお願いしたいですよね。

重要な項目だからこそ、頼む相手を決めたら日頃の感謝の気持ちを表明した上で、記載をお願いしてみましょう。

コラム監修者

フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。

Instagram

@freedam_wedding を見る

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