最終更新日:2023/05/08
大切な誓いとともに渡す婚約指輪は、デザインや素材など細部までこだわりたいものですよね。
一方で、決して安いお買い物ではないからこそ金銭面で不安を覚えてしまうこともあるのではないでしょうか。
婚約指輪の平均のお値段はどれくらいなのか、またどうやって選ぶべきなのか悩んでいるカップルに知ってもらいたいポイントをご紹介していきましょう。
婚約指輪の平均価格
かつては「給料の3ヶ月分の値段のものが定番」というイメージも根付いていた婚約指輪ですが、今はすべてのカップルが必ずしもその値段にこだわっているわけではありません。
複数のジュエリーショップ売り上げやカップルへのアンケートを参照したところ、気になる婚約指輪の平均金額は20~40万円ほどと言えそうです。 と言っても~10万円の指輪を用意したカップルがいないわけではありません。
もちろん反対に、100万円以上の婚約指輪を用意する人もいます。 そもそも「指輪の値段はいくらでも気にしない」というカップルも少なくありません。
それは「指輪の金額を抑えて、その分を新婚旅行にあてたい」、「指輪よりも物件や家具家電にこだわって新生活をいいものにしたい」など、ほかの使い道を希望する人も多いためです。
もちろん「一生に一度の機会だから質のいいものが欲しい」と考える人もいますから、二人がなにを優先するかよく考えて決定するべきでしょう。
婚約指輪の価格帯が広い理由
「平均的な価格帯の婚約指輪を用意したい」と思うこともあるかもしれませんが、婚約指輪は価格帯が非常に広く設定されているため悩んでしまうでしょう。
婚約指輪の価格の違いは、品質に左右されます。
特に大きな違いを呼ぶのが、ダイヤモンドの品質です。
ダイヤモンドには「カラット」、「カット」、「カラー」、「クラリティ」すなわち「4C」とされる品質基準があります。
4Cにこだわるとどうしても価格は高くなってしまうので、費用を抑えたいときには実際に指輪を見ながらどこまで妥協できるかよく考えなければいけません。
また、指輪そのものの素材にもプラチナやゴールド、シルバー、ピンクゴールドなどの違いがあります。 特にプラチナは、純度が高ければ高いほど高価になりやすい傾向にありますので、費用を抑えたいときには純度をチェックしましょう。
婚約指輪を選ぶときのポイント
婚約指輪を選ぶときに参考にしたいのは、予算だけではありません。 やはり、多くの人がこだわるポイントとなるのが「デザイン」でしょう。
予算だけ見ていれば問題がない指輪であっても、デザインが気に入らなければ購入に踏み切れないものですよね。
婚約指輪を選ぶときには「絶対にこのブランドでなきゃだめ!」というこだわりがない限り、色んなブランドの色んなデザインを見比べることをおすすめします。
できれば店頭へ足を運んで、実際に色んな角度から見てみたり試着させてもらったりしながら検討しましょう。
インターネットで下調べをすることも大切ですが、実際に目にすると印象が変わることも少なくないので広く見比べながら自分に合うものを探してみてください。
また、オーダーメイドやセミオーダーという選択肢もあります。
限られたデザインの中から選ぶのではなく、どのようなデザインにしたいか細部までこだわることができるのがオーダメイドならではの魅力です。
フルオーダーの場合はトータルの費用は高くなりやすいものの、なんと言ってもすべて自分好みにできるという魅力があります。
「色々探したけれど希望のデザインが見つからなかった」、「このデザインとこのデザインを組み合わせていいとこどりをしたい」といった希望にも寄り添ってくれますよ。
婚約指輪のサイズ選びで気をつけたいこと
婚約指輪のサイズを測るときのポイントは、指の一番太いところを測ることです。 指輪をつけるのは付け根部分になりますが、その部分のサイズしか測らないでいると間節を通らずにつけられない……という自体になりかねません。
特に第二関節のあたりは指輪が止まってしまいやすいので、サイズ選びの際には注意しましょう。 できればジュエリーショップで、リングサイズゲージを使って測ってもらうことがおすすめです。 また、指のサイズは時間帯によっても異なります。
むくみやすい体質の人は特に、朝と夜でサイズが変わり「さっきまでつけていた指がつけられない」、「ずっとつけていると痛くて外したくなる」という事態に陥る可能性があります。
一度の計測でサイズを決めてしまうのではなく、できれば時間帯を変えながら何回か測りなおしてみるといいでしょう。
まとめ
価格帯もデザインも豊富に展開されている婚約指輪は、どれを選ぶべきか悩んでしまうものです。
一方で、だからこそあれこれ見比べながら選ぶ楽しみが増えるのは魅力ですよね。 二人でよく話し合いながら、理想の婚約指輪を探してみましょう。
コラム監修者
フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。