最終更新日:2023/12/21
理想のウエディングを実現するにあたっては、式場スタッフやプランナーなどさまざまな人の協力が必要不可欠となります。
だからこそ、スタッフとの相性が良好と言えない場合には自分の思いを伝え切れなかったり、意思疎通に不満があったりと残念な結果になりかねません。
せっかくのウエディングが後悔の残るものとなってしまわないよう、スタッフとの相性をしっかり見極るポイントを解説します。
ウエディングで見落としがちな「スタッフとの相性」が重要
ウエディングのプランを練っていくときには、さまざまな要素に注目しなければいけません。
どこで挙式をするのか、予算はいくらなのか、ゲストは何名招待するのか、内装のイメージや衣装の要望は……。
このような点について細かく練って計画をしていきますが、考慮しなければならないことが多いとつい見落としも起きてしまいがちです。
特に注意したいのが、スタッフとの相性です。
演出や衣装などゲストの目に触れるものではないため、つい後回しに考えたり、それほど重視せずに進めてしまう人もいるかもしれません。
しかしスタッフとの相性によって、意見が伝わりづらい、まとまりづらい状態に陥ったり、場合によってはウエディングそのものが憂鬱になってしまうこともあります。
プランの中核を担うスタッフの存在は、どのような面にも影響を及ぼすため考え方によっては「なによりも大切なポイント」と言えるでしょう。
相性の良いスタッフの場合、直感的に信頼できると感じたり、話しているうちに楽しくなったり、小さなことでもきちんと相談しやすくなったりします。
反対に、相性があまり良くないスタッフの場合には話していると不安が大きくなったり、物足りなさを感じたりするかもしれません。
数ヶ月に渡り、二人三脚で計画していくからこそ、不安や心配事は早めに解決する必要があります。
スタッフとの相性はなぜ大切?
スタッフとの相性が良いことによってもたらされるメリットには「なんでも相談しやすくなる」という点があります。
例えば職場を想像するとわかりやすいと思うのですが、話しかけにくい上司と一緒に仕事をする場合と、話しかけやすい上司と一緒に仕事をする場合では感覚が大きく変わるでしょう。
話しかけにくい相手には、気になることがあっても遠慮して飲み込んでしまうなど我慢することも多くなります。
しかし話しやすい相手なら、積極的な相談や打ち合わせができるでしょう。
細部まで理想通りに仕上げるには、綿密な計画と打ち合わせが必要不可欠です。
打ち合わせのたびに気を遣ってしまう状態では悲しいものですが、話がしやすい雰囲気であれば何度もプランを練り直し、すみずみまで気を配ることができますよ。
ときには、一味違った演出やサプライズなどユニークなプランを取り入れたいということもあるでしょう。
そうしたシーンでも、相性の良いスタッフとならやりたいことについて細かく打ち合わせできます。
難しい計画でも「ここを妥協すればできる」「このやり方なら可能」という提案を重ねられます。
スタッフと合わない場合のデメリット
人間関係は相性によるものなので、自分も相手も最善を尽くしていたとしても、なぜだかうまくいかないこともあります。
うまくいかない原因には、イメージの不一致が挙げられます。
ウエディングを計画する段階では、実際のものがない状態で抽象的なイメージを膨らませ、すりあわせることも少なくありません。
相手から「ああ、なるほど!」というリアクションがかえってきていても、実際にどのようなイメージを抱いているかはわかりませんよね。
丁寧な打ち合わせをしていても、微妙なニュアンスが伝わらず思い描いていたイメージと違った提案をされてしまうこともあります。
想い描く形が実現できない環境はストレスのもとになりますから、相手に反応を確認しながら細かな点までよくわかってもらえるスタッフとの関係を大切にしましょう。
また、相手によっては「絶対にこの方がいい!」というように強く意見を伝えてくる場合もあります。
それだけ熱い気持ちで向き合っている証拠ですし、「いや、やっぱり私はこっちがいい」と意見を言える人にとっては悪いことではありません。
しかし、押しが強すぎて新郎新婦が萎縮し、意見を言えなくなってしまうなら考えものです。
ウエディングはほかの誰でもなく、新郎新婦のためのもの。
主役のふたりを押しのけて自分の主張をするスタッフであれば、理想のウエディングを実現するのは難しくなるでしょう。
スタッフとの相性を見極めるための対策法
このように、スタッフとの相性はウエディング全体に大きく関わるからこそできるだけ早い段階で対策をしておきましょう。
あまり調べずに「ここにしよう!」と決めてしまわず、複数の結婚式場を比較しながら納得できる式場を探すことが大切です。
合わせて、担当者がどこまでどのように関わってくれるのかについても、式場ごと異なる可能性があるので事前の確認が必要不可欠です。
というのも、最初に結婚式場へ足を運んだときに相談した相手に好印象を抱いたとしても、その後の同じ人が担当してくれるとは限りません。
「この人なら信頼できる!」という理由で結婚式場を選んだのに、その人とすすめられないとなれば不満が残りますよね。
さらに、打ち合わせをしてくれた担当者がいざ結婚式当日になるとその場にいない……というケースもあります。
結婚式場を決めるときには、このような点も含めて細かな部分をきちんと聞き、信頼できそうかどうか必ずチェックしましょう。
例えば、事前にヘアメイクのリハーサルができるのか、そしてリハーサルと当日で同じヘアメイクをしてもらえるかもしっかり確認する必要があります。
「リハーサルなのだから当日とまったく同じだろう」と考えたくなりますが、実は異なることもあるのです。
当日になって「思っていた仕上がりじゃない!」という状況に陥るのは悲しいですから、よく確認しておきましょう。
「なかなか理想のスタッフと巡り会えない」という時には、結婚式場に直接問い合わせるのではなく、外部のウエディングプランナーに依頼するというのも一つの手です。
「フリーダムウェディング」は、理想のウエディングを実現するためのサポートを行うプロデュース会社です。
相性の良い担当者と、最高のウエディングを実現したい方はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
理想のウエディングを実現するためには、式場だけでなく担当者についてもよく見極める必要があります。
担当者との相性がよくないと自分の意見がうまく伝わらず、最悪のケースでは理想のウエディングを叶えられなくなってしまいます。
信頼できるスタッフと共同作業で進めることは、思い出に残るウエディングを実現するために必要不可欠ですから、プロデュース会社へ依頼するなど工夫しながら自分らしいウエディングを叶えましょう。
コラム監修者
フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。