最終更新日:2023/06/22
結婚式に来てくれたゲストが一番に目にするのは、なんと言っても式場の「ウェルカムスペース」です。
新郎新婦の個性があらわれる部分でもあるので、自分らしさを存分に取り入れられる工夫を施しましょう。
「見た目に楽しく、おしゃれな雰囲気にしたい」「式のコンセプトに合うレイアウトにしたい」など、希望を叶えるために用意したいものをご紹介していきます。
ウェルカムスペースは工夫次第で色んなムードを演出できる!
ウェルカムスペースとは、結婚式場の入り口すぐにあるスペースのことです。
そして、このウェルカムスペースをどのように使うかは、新郎新婦の自由です!
「真っ先に、来てくれたゲストへの感謝を伝えたい」
「ゲストが楽しい気持ちになるように、楽しい雰囲気で迎えたい」
「式場の装花やテーブルコーディネートの雰囲気に合うようにしたい」
このように、自由なイメージを膨らませながら自分たちらしいレイアウトを考えてみましょう。
一方で自由度が高いために、その分「何をすればいいかわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。
そんな時は、定番アイテムを参考にしながらより自分たちらしくなるよう工夫してみましょう。
ウェルカムスペースを彩るアイテム(1)「ウェルカムボード」
ウェルカムスペースに置くものの定番として外せないのが、やはり「ウェルカムボード」です。
入ってすぐのスペースや受付に近いスペースに置くことによって、来てくれたゲストに「ようこそ」「来てくれてありがとう」と言った気持ちを示します。
感謝の言葉を書き示すだけでなく、新郎新婦のイラストを添えるのも定番です。
イラストやデザインが得意な友人がいるのなら、依頼して描いてもらうのもいいかもしれませんね。
デザインについても黒板風、カフェメニュー風など自由に工夫できるのが魅力です。
ウェルカムボードを式場と同じカラーの装花で飾ったり、バルーンなどと組み合わせたりしても鮮やかな雰囲気になるでしょう。
ウェルカムスペースを彩るアイテム(2)「写真」
続いて、ウェルカムボードとも組み合わせられる定番のアイテムが写真です。
出会った頃の写真、二人で出かけた先の思い出の写真、結婚式準備を進めているときの写真など……。
二人の歴史を感じさせてくれる写真は、ウェルカムスペースに飾ることで他の誰でもない「二人の結婚式」であることを実感させてくれます。
お好みの、おしゃれなフォトフレームに入れればより印象的になるでしょう。
フォトフレームには一枚ずつ収納するタイプのほか、複数の写真をコラージュのように組み合わせて一度に飾れるアイテムもあります。
たくさんの写真をうまく組み合わせて飾りたいとき、ぜひ活用してみましょう。
また、フォトフレームには洗練された雰囲気のもの、かわいらしい印象のもの、きれいな素材感のものなどデザインもさまざまあります。
結婚式全体に共通しているテーマやカラーがあるのなら、それを取り入れてみることでますます好印象になるかもしれません。
そのとき「かわいいから」と言って色んなカラーのフォトフレームを使いすぎると、チグハグな印象になってしまうので注意しましょう。
同じ系統や色味のアイテムを使うことで、統一感のあるすっきりとしたウェルカムスペースが完成します。
さらに、統一感を演出するために写真そのものを加工するのもおすすめです。
モノクロ調、セピア調の写真はクラシカルな魅力を引き立ててくれるので、取り入れてみるのもいいかもしれません。
ウェルカムスペースを彩るアイテム(3)「二人の趣味や職業を象徴するもの」
新郎新婦に共通の趣味、関心、好きなものがあるのなら、それらをイメージして飾り付けてみるのもいいかもしれません。
たとえば旅行が好きな二人なら、ミニトラベルバッグと帽子、飛行機のフィギュア。
音楽が好きな二人なら、ピアノやギター、バイオリンといった楽器の模型や、思い出の曲の楽譜コピー。
海が好きな二人なら、貝殻、海の砂を閉じ込めた小瓶、空や海の写真。
二人の職業がどちらも医療関係であれば、お揃いのテディベアを用意し、片方に医師風の白衣を着せ、もう片方に看護師風の衣装を着せるなんていうのもかわいいです。
こうした「自分たちらしい」要素を取り入れられないか、考えてみましょう。
オリジナリティたっぷりのウェルカムスペースは、ゲストも「この二人の結婚式に来たんだ」という実感を抱ける空間となるでしょう。
まとめ
結婚式場のウェルカムスペースは、来てくれたゲストが真っ先に目にする場所であり、新郎新婦のことを思う場所にもなります。
自分たちらしい要素を取り入れつつ、来てくれたゲストを明るく迎え入れる空間を作ることで好印象となるでしょう。
コラム監修者
フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。