最終更新日:2022/04/21
自分たちらしいウエディングのスタイルを考えるとき、候補のひとつとして「少人数ウエディング」も検討してみませんか?
コロナ禍においてますます需要の高まる少人数ウエディングには、少人数ならではの魅力があります。
メリットや、少人数だからこそ楽しめる演出を改めてチェックしてみましょう。
少人数ウエディングとは?
少人数ウエディングとは、その名の通りゲストの人数を少なく抑えたウエディングスタイルのこと。
「ファミリーウエディング」「マイクロウエディング」とも呼ばれ、今や定番のウエディングスタイルのひとつです。
明確に定義するのは難しいものの、だいたい30〜40人までのウエディングが少人数ウエディングに分類される傾向にあります。
少人数ウエディングの中には、家族のみのウエディング、会食をメインにしたウエディング、親しい人だけのパーティーウエディングのようにさまざまなスタイルが含まれます。
「感染症拡大防止のためにも、あまりたくさんの人をお招きせず親しい人だけで挙式をしたい」というとき、最適なウエディングと言えるでしょう。
少人数ウエディングのメリット
少人数ウエディングのメリットとして、人数が少ない分お招きしたゲストを近くに感じられる点が挙げられます。
決められた時間の中でのスムーズな進行を目指すウエディングでは、なかなかすべてのゲストと綿密な時間を過ごすのは難しいでしょう。
せっかく遠方から来てくれたゲストと話す時間がないとなると、悲しいものですよね。
しかし少人数ウエディングであればお招きしたゲストを近く感じられ、それぞれと目を合わせて楽しい時間を過ごせます。
遠方から来てくれたゲストや久しぶりに会ったゲストとも、時間をとってお話できるので、ゲストにとっても印象的なウエディングとなるでしょう。
もちろん新郎新婦も、ゆったりと余裕を持って時間を過ごせます。
ゲストと一緒にお食事やお酒を楽しんだり、アットホームで和やかな雰囲気のウエディングを目指せますよ。
少人数ウエディングのために確認しておくべきこと
少人数ウエディングを実現するにあたって、大切なのは会場選びです。
会場によっては、少人数ウエディングに対応しておらずゲスト数◯人から利用できる、というように明確に定められている場合もあります。
広々とした会場は開放感があるものの、ゲストの数に対して適切でないとさみしい印象になってしまうかもしれません。
少人数ウエディングを行いたいと考えたときには、理想のイメージを実現しやすい結婚式場を探してみましょう。
もちろん、少人数ウエディングで広々とした結婚式場を印象的に利用することも可能です。
コーディネートによって、ゆとりのある会場を美しく彩り魅力的な会場に見せることもできるでしょう。
スペースに余裕があれば、ウエルカムボードや新郎新婦の思い出の品なども大きなサイズを持ち込めます。
コーディネーターと相談しながら、どの会場でどんな装飾をしたいか考えてみてくださいね。
さらに演出についても、少人数ウエディングだからこそ楽しめるものがたくさんありますので、理想のウエディングをとことん追求できますよ。
少人数ウエディングならではのおすすめ演出
せっかく少人数ウエディングを行うのであれば、少人数であることを活かせる演出も採用してみませんか?
特におすすめなのが、ゲスト参加型の演出。
例えばライスシャワー、フラワーシャワーなどはゲスト参加型演出の定番ですよね。
しかし演出によっては全員に参加してもらうのが難しく、ゲストが増えると演出のために用意すべきものも増えます。
少人数なら無理なく参加してもらうことができ、皆で一丸となってお祝いする、という一体感を実感できるでしょう。
例えば「ウエディングケーキデコレーション」。
これは、あえてシンプルなウェディングケーキを用意しておき、ゲストにデコレーションをしてもらうという演出です。
チョコペン、クリーム、フルーツ、カラースプレー……。
カラフルなアイテムをたくさん使いながらゲスト皆でデコレーションすれば、皆で一緒に料理を楽しんでいるかのようなわくわくを感じられますよ。
完成したウエディングケーキと一緒に、皆で記念撮影するのも楽しいですよ。
さらに、新郎新婦からゲストへサプライズのおもてなしもできます。
引き出物やプチギフトのように、ゲストに持って帰ってもらう贈り物と一緒に、心のこもったメッセージカードを用意してみませんか?
ご両親や兄弟、親族など、普段なかなか面と向かって真面目な話をしくい相手にも、ウエディングという機会なら素直な思いを伝えられるでしょう。
メッセージカードなら、話すのが苦手という人でも素直な気持ちを伝えられそうです。
まとめ
少人数ウエディングは、少人数だからこそのメリットがたくさんあります。
遠方からくるゲスト、久しぶりに会うゲストとともゆったりと楽しい時間を過ごせるでしょう。
演出についても人数を生かして工夫できるので、アットホームで思い出に残るウエディングを実現してくださいね。
コラム監修者
フリーダムウェディング
代表取締役・ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、フリーダムウェディング始動。
関西テレビの「今後注目のウェディングプロデュース会社」としてメディアに取り上げられる。